寒くなってきた10月後半!自律神経の乱れにご注意を!

秋の自律神経

1年のうちで日中の気温差が最も大きくなる10月後半は、多くの人が体調を崩しやすいです。気温の急激な変化に身体が順応できないと、自律神経が乱れやすくなります。

 

そもそも、自律神経とは

自律神経は、身体のさまざまな機能を自動的に調整する神経系の一部で、意識的なコントロールなしに働いています。自律神経は交感神経と副交感神経で構成され、これらがバランスを保つことで、身体の機能がスムーズに働きます。

 

交感神経は、身体の機能を活発化させる役割を担っています。一方で副交感神経は、リラックスや休息時に活性化し、身体をリラックスモードに導きます。

 

この2つの神経が調和を取りながら、内臓や血管、消化、呼吸などの機能を自動的に調整しています。自律神経のバランスが乱れると、体調不良やストレスが増えるなどの不調が生じやすくなるため、健康維持には自律神経のバランスを保つことが重要とされています。

 

なぜ秋は自律神経が乱れやすくなるの?

原因と症状

10月から11月にかけて、気温の変化が著しくなります。秋に自律神経が乱れやすいのは、その急激な温度変化によって、体内の適応機能が追いつかなくなることが原因です。

 

自律神経は交感神経と副交感神経のバランスをとりながら、気温に合わせて血管を収縮させたり拡張させたりして体温を調整しています。

 

しかし、気温差が大きくなるとこの調整がむずかしくなり、血流が滞ることで冷えやだるさなどの症状が生じやすくなるのです。

 

特に朝晩の気温差や、エアコンの効いた室内から急に外へ出た際の気温差が身体に負担をかけるため、自律神経の乱れが生じやすくなるとされています。

 

自律神経の乱れによる不調

自律神経が乱れると、身体にはさまざまな不調があらわれます。今の時期は、気温が下がると手足が冷たく感じられる冷えや、身体がだるく感じられる倦怠感が生じやすくなります。

 

また、気温差が大きくなると頭痛やめまいが起こりやすくなり、さらには眠りの質が悪くなることで、日中に眠気や疲労感をおぼえる人も少なくありません。

 

他にも、食欲低下や吐き気を伴ったり、記憶力や集中力が低下したりするなどの不調は、自律神経の乱れが原因だと考えられます。

 

自律神経の乱れを整えるセルフケア

セルフケア

◆朝起きたら太陽の光を浴びる
朝起きたら、カーテンを開けて太陽の光を浴びましょう。幸せホルモンともいわれる「セロトニン」の分泌が促進し、体内時計を正常に働かせることで自律神経が整いやすくなります。
 

◆朝食をとる
朝食をとることで胃腸が刺激され、睡眠中に優位になっている副交感神経から交感神経への切り替えが促進されます。

 

◆軽めの運動を行う
ウォーキングやストレッチなど軽めの運動は、身体の健康維持だけでなく心の健康を守ることにもつながります。

 

◆お風呂に浸かる
シャワーで済ませずにゆっくりお風呂に浸かりリラックスすることで、副交感神経の働きが高まります。

 

◆良質な睡眠をとる
寝る直前までスマートフォンを見ていると、ブルーライトの影響で交感神経が刺激されて睡眠の質が低下しやすいです。寝る前はスマートフォンの使用をできるだけ避け、本を読んだり音楽を聴いたりしてリラックスすることがおすすめです。

 

当院でも自律神経に対する治療が受けられます!

自律神経の乱れは、セルフケアだけで治すことがむずかしい場合も多いため、専門家へ相談することも大切です。

 

当院では、手技や鍼灸治療によって乱れた自律神経を整える施術を行っております。不調でお悩みの方はお気軽にご相談ください。

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