ばね指について
指をスムーズに動かせなくなる上に特定の位置で引っかかる様子が感じられ、引っかかった後は力を入れた方向に向かって、まるでバネのようにして勢い良く動く症状がばね指です。
物心がついた頃から既にばね指であったという方も少なくなく、先天的な面も大きい症状なのですが、患者の多くは日頃から手や指を過度に使用し続けている方であり、そのように手や指を酷使する事で発症する様子から、ばね指は腱鞘炎の1種として取り扱われています。
そのため、仕事などで日々長時間にわたりパソコンのキーボードを使用していたり、スマートフォンを操作する時に特定の指のみを使用している際にもばね指の原因になります。
また、育児中には各場面で手や指先に強い力を入れて作業を行う機会が多い事から、育児を始めてからばね指になったという患者も多いです。
ばね指はホルモンバランスの関係も
さらに、育児に関連しているのは妊娠や出産により体内のホルモンバランスが大きく変化する様子も挙げられ、妊娠中から症状が感じられるようになったものの、出産し育児が一段落した段階で自然治癒したという事例もあります。
そのようにホルモンバランスとも深い関係があるという特性から、年齢を重ね更年期を発症している女性にも発症しやすいです。
こうしたばね指が生じるのは腱鞘炎の1種であるが故に原因は腱鞘炎と酷似しており、腱が通っている腱鞘というトンネル構造をしている部分に炎症が生じるためです。
炎症が初期段階の状態では、少しの痛みや疲労感が蓄積しているような腱鞘炎ならではの重たい感覚に感じられる様子で済みますが、その後も長期間にわたり炎症が長引くと指の第三関節にあたる根本が厚みを増していき、厚みが増した事に伴い腱鞘が当初よりも狭まってしまうので、動作が引っかかるようになったり触れるだけで強い痛みに見舞われます。
ばね指なら当院にお任せください
ばね指と診断された際にはおよそ3週間にわたり指を可能な限り使わない生活を送るように指示されます。
無駄に施術期間を延ばすだけの方法は取っておりませんのでご安心ください。
すずらん鍼灸接骨院には開業以来、身近な地域の医療機関の一つとして、患者さまから親しまれてきました。
それは、問診や会話で患者さま一人一人の心や身体の状態などを捉え、心と身体がともに安らぐ状態へと導くからです。ばね指でお困りでしたら当院にお任せください。